行者小屋から中岳道へ
行者小屋での休憩後、八ヶ岳の主稜線に上がっていきます。今回の中岳道へはひとまず文三郎尾根に向かい、小屋を出てすぐの分岐を阿弥陀岳方面へ進みます。
ここから山登りが本格的に始まります。晴れる予定だったのにガスの中へ突っ込んでいきますよ。
この辺りはお花は咲き終わりの模様。緑の中をすすむ。
中岳道は途中まではそんなにきつくない傾斜が続きます。それでもヒーヒー登ればだんだん植生も変わり、まだ咲いている花たちにも会えます。
そして最後に急登が待っています。ざれ気味で急傾斜、フィックスがありますがなかなかしんどい。
落ちないように気を付けたら分岐に到着。中岳のコルです。もちろんガスガス。ここでも少し休憩を取ってから出発します。
中岳のコルから阿弥陀岳山頂へ
ここからが阿弥陀岳らしいところ。梯子あり 鎖あり 岩登りの阿弥陀岳です。その前に道すがら目立ってきた花を写す。おじいちゃんに名前を教えてもらったがもう忘れてしまったよ。
さあ岩を登る
途中下りの人と譲り合ったりしつつ、両手両足を使って登っていく。楽しい
ただの急登より、手が使える分楽に登れるので岩場が好き。あくまで個人の趣味です。
三点確保を復習しながらどんどん登る。ガスっているので高度感がなく全く怖くない。落ちたらもちろんヤバイ。
そして山頂到着!今年の最高地点2805mにたどり着きました。阿弥陀岳は修験の山なんですかね?石碑や名前の由来か阿弥陀様の石像もあります。
南陵ルートは上から少し見ただけでも恐ろしいコースに見えました。バリエーションも行ってみたい気もしますが、独学でやっている自分では現状とても無理ですね。展望もないので一通り味わったら下山開始。
中岳のコル~中岳山頂~文三郎尾根経由で下山
慎重に中岳のコルまで戻り、早めの昼ご飯。相変わらず意識低い系なので菓子パンとかです。で、同じ道で帰るのもつまらないので、文三郎尾根経由で戻ります。
中岳は地味ですが、天気が良いと赤岳までの稜線がきれいだし、赤岳横岳硫黄岳と並んでよく見れるポイント。今日の天気には何にも関係ないですけどね
ここからまた下って、文三郎尾根分岐まではまた登り返します。こちらの道を選んで少し後悔が始まる。
そんな後悔のなか、女王様が心を癒してくれた
このルートを選んだ自分を責めつつ何とか分岐へ到着。
最後に改めて赤岳方面を仰ぎ見るが
あきらめて下山する。しかし、文三郎尾根は地蔵尾根と負けず劣らずの急登。これから1時間近く階段を下りて下りて下りまくる。
そして行者小屋に到着。帰ってきました
今回の阿弥陀岳登山まとめ
行者小屋からは行きと同じ南沢経由にしました。赤岳鉱泉に行くのが面倒になってしまったもので・・。少し明るくなっってきた南沢を帰路につきます。
そして無事美濃戸へ到着。少し心配していましたが、例年通り、お盆になればアブもほぼ飛んでなく、車での片付けも問題なくできました。秋の始まりを感じます。
今回は泊まりで今年は山へ行きづらいので、岩場の練習がてらに阿弥陀岳へ行ってきました。大雨の影響もあまりなく、登山道の整備も例年道理きれいに行われていて、山荘の方々には感謝するばかりです。来年はテントを持って行って、いっぱいビールを飲んで売り上げに貢献したいと思います!
また、さんろくすけはテント泊とか関係なくトレランシューズも履くのですが、つちのこさんも今回トレランシューズでチャレンジしてみました。ザックの重さは今回試せませんでしたが、岩場での使用も問題なく使えていたようで、いい経験になったみたいです。私的には15kg以下でしたら、トレランシューズで何も問題なし。北アルプスの岩場も、一般の登山道でしたら問題ないと思っています。問題があるとすれば雨や、渡渉 ぬかるみぐらいでしょうか?その辺は前後の天候を見て選ぶようにしています。
そのうちブログに慣れてきたら、登山道具の紹介とかもやりたいと思いますので、よろしければまた見てください。それでは おつかれ山