かなり前のことです 思い出したくもありませんでした
ですが月日も流れ そろそろ私の失敗を後々の人にも教訓となるよう記しておきたいと思います
自宅にサウナほしいよね
季節は冬 信州の寒い冬はサウナーにとってはある意味恵みの季節 水道水の温度も10度を下回り 外気浴ではマイナスのキリリとした空気を堪能できます
自宅での疑似サウナ生活と サウナ通いを並行して進める我が家でしたが 冬になりとある計画を実行に移すのでした
家のストーブを使って 自宅にサウナを作ろう 計画です!
自宅の暖房だけではない このストーブ クラフトマン君を活用し我が家の冬に サウナ生活を導入しようではないか!
こうして計画をツチノコさんと練るのであった あんな結末になるとも知らず
ストーブを生かしたイカしたさうなを作るのだ
入念な制作プランを作成し 実行に移すタイミングを正月休みに決める 事前にネットで購入するものも手配し 時は来た!
イメージはこう
完成図面にもあるようにストーブの周りをシートで囲み テントサウナ状態にしてやろうというものです ただし! 普段からシートを設置した状態にしておくわけにはいかないので 取り外しができるように できれば設置も簡単に この相反する要望をまとめ上げる ロクスケ氏の手腕が問われる内容となっております!
ロクスケ氏のプランは天井にフレームを設置し そこからシートを垂らすことに いざ!
電気工具の使用は 長袖 手袋 保護メガネなど 充分な装備をして行いましょう
カットしたアングルを組み立てる
なるべく外側にボルト頭が出ないよう 低頭タイプのボルトを使用 対角をみて直角を出しておきます
お次は天井から吊り下げる部分です ダクト工事とかで使う ボルトを吊り下げられるやつです 梁に4か所セット
4か所のボルトにくみ上げたアングル材を通し 水平を見て固定
まだまだ続くよサウナづくり
アングルを固定後 長すぎるボルト部分もカットします そしたらシート取り付けの一工夫
垂れ下がるシートはハトメ部分を上のボルトに引っかかる形で固定 これにより素早く取り外すことも可能となる!
おおお イイ感じに怪しい空間ができました
しかしこのままでは上からすべての熱が逃げてしまう!天井部分も塞ぎます
煙突との取り合いは焚火シートとかスパッタシートなどの燃えない素材を利用 煙突位置に合わせて穴あけ
チャンネルとの固定はシートにマグネットを付けて固定(全然接着できなかったが)
これにて準備完了!
いざ我がサウナへ
シートを設置し我が家のサウナの体裁を整える
下のたるんだシートはあとで様子見てカットしましょう
火入れもして 追加の薪も用意 サウナストーン代わりの庭の石も置いて 腰掛けもセット
水風呂よし グルシンはちょっとと思い少しお湯を追加
タオルと消火器も念のため準備 時は来た!
敗因と今後の展望
で もう結果なんですけど ストーブは空気の引きが多すぎて下も固定しないとどんどんシートがストーブに寄せられてしまうんですよ で上も思ったより隙間が大きかったみたいで 暑いんですけど空気が温まらないの(´;ω;`)
だから入っても体の前面が熱くて 背中はシートがぺたってついてすごく不快
そんなんでも ある程度いればストーブの輻射熱で汗だくにはなる なんだか全身温まった気はしないが 一応水風呂へ入る 寒い もっとうめておけばよかった すぐさまふき取りととのいスペースへ
気持ちよくない やや寒い(´;ω;`)
もう一度トライ ・・・
同じ(´;ω;`)
シャワーで体を温めるも なんだか体調もおかしくなる ←翌日風邪気味で寝込む
というわけで 自宅サウナは大失敗でした もっと全体的にフレームを設置してシートの動きを固定しないとホント不愉快 天井部分との境目ももっと塞がないととても温まれるものではありませんでした
以降我が家では ストーブをサウナに使うことはありません
みなさま 努力は無駄になることもある 既製品ってよくできてますよ!
ねこはまだいない