信州山歩き 中山道鳥居峠を越え奈良井宿へ 山歩き編

鳥居峠クマ注意登山
信州山歩き 中山道鳥居峠を越え奈良井宿へ 山歩き編
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高山から里山へ 今回は藪原宿 奈良井宿を結ぶ旧道鳥居峠へ

12月になり寒い日が増えてきました 朝には車に霜が降りていることもちらほら 冬山シーズンの訪れを感じさせます 

どうも サンロクスケです 

本格的な雪山をやらない(やれない)私たちは 冬になると里山めぐりに出かけます 夏の間ではとても暑くて登っていられない里山たちですが 冬はキリッと冷えた空気のもと 素晴らしい展望に出会えることもあります てなことで今回は鳥居峠越えをやりたいと思います

ちなみに現在ツチノコさんが足を痛めてしまっていて そのリハビリを兼ねております コースタイムは薮原駅から奈良井駅まで約3時間 中山道の旧道である鳥居峠を越えて 観光地としても有名な奈良井宿にお邪魔したいと思います

今回は電車でGo 塩尻駅で待ち時間ができたので その界隈では有名な駅そばを頂いていきます

駅そば入り口
入りめちゃ狭い

 塩尻駅の駅そば 『そば処 桔梗』さんです 

日本一狭いとも言われる蕎麦屋さん ですが狭いのはこちらのホーム側からのスペースが狭いだけで 改札外からアクセスすれば普通に広い駅そばさんです でもほんと狭い 太ったら入り口すら入れない

桔梗の中
店に入ると眼鏡が曇るので外すあるある

中に入ってももちろん狭い 2人入って限界だが ソーシャルディスタンスでソロの方は順番に入ったほうが良いそうです 

そば処 桔梗 メニュー
結構バラエティー豊富

電車の待ち時間は17分 果たして私たちは無事にそばを食べ電車に乗れるのか!

きのこそば かき揚げトッピング
2分程度で提供 さすがです

ツチノコさんはかき揚げそば¥410 私はきのこそば¥460にかき揚げトッピング¥110 

麺は駅そばらしからぬ乱切り風の田舎そば いわゆる立ち食いソバのフニャ麺も好きなんですがここのそばは一味違う うまい かき揚げは普通だがつゆに沈めてそばにコクをプラス きのこは普通のきのこではなく こちらでのいわゆる雑きのこ的なものが入っている 見たことないきのこも入っているしナメコも一味違ってうまい ああうまい 夏場は冷やしに葉わさびトッピングも良い ああうまい しかしゆっくりはしていられない さっと平らげて電車へ向かう

出発まであと8分 余裕である さすが駅そば 通勤駅なら毎朝頂きたいお蕎麦であった

藪原宿へ宿場町を通り鳥居峠へ

そんなこんなで薮原駅に到着

鳥居峠を望む
あちらが鳥居峠か

駅から宿場町を抜けて遊歩道入り口に入るが 駅からもずっと案内がありそれに従って進むだけわかりやすい 駅にはガイドマップもあるよ

うんまい
うんまいの食べたかったが営業前
鳥居峠への案内看板
要所に看板があってわかりやすい

今回は電車で来ましたが 確か道の駅にも車を停めさせてもらえたはずなので 車プラス電車でも楽しめるルートになっています

藪原宿は水が豊富
水がめっちゃきれい

今回行く鳥居峠は 太平洋に抜ける木曽川と 日本海に抜ける奈良井川の境目 源流の郷なのであった 長野には分水嶺がいっぱいあるので山登りしていると たまに出会えて面白いですよね そして昔の趣を残す宿場町へ

お六ぐし
木曽漆器とお六ぐしが有名

風情ある建物が残る というか手入れされている?すごいキレイ

不思議なイラスト
独特のイラストが

店のガラスなどには不思議なイラストが描かれている 朝なのでまだお店がやっていなくて詳細は不明

新しめの店舗
大判焼きはどこにでもある

宿場町としての観光と 普段の暮らしのバランスが取れていそうな素敵な街並み

木曽の銘酒 木曽路
杉玉発見

はずれには木曽の銘酒 木曽路の酒蔵が!日本酒もいい季節ですよね 

エアネコ
エアネコ

この時 もうやることは決まってしまっていたんだね

鳥居峠を駆け抜けろ

意外とあった宿場町 逆回りでお店がオープンしている時にまた来てみたいですね やっとそれらしいところに到着です

山っぽくなってきた
修理屋さんの脇を抜ける

これで舗装路は終わりですが さすが中山道 一部にはいまだに石畳が残っているのです

石畳
枯れ葉で埋まっているけど石畳

これからのルートはこんな感じ

現在位置は一番左端 ですよね

中山道屈指の難所と言われていた鳥居峠ですが 現在は整備も行き届き 快適なトレッキングが楽しめる道になっております(木曽観光協会) 最初は九十九折で結構登るんですけどね

トレッキング
日差しが暖かい あつい

道は広く岩もないので歩きやすい 登りが続き日差しも差してきて暑い 12月なのに袖を捲って歩く それにしても人が少ない 街道歩きで有名な妻籠宿と馬籠宿はもっと人出があるらしいが こちらは静かな山歩きが楽しめるのでそれも良い

休憩小屋
休憩小屋 トイレは冬季閉鎖

広場にはベンチもあり絶好の休憩スポット ここからは緩やかな道が続く 少し行くと『義仲硯水』

水は出ていない
これは硯水ではないらしい

結局硯水の場所はよくわからなかったので 御嶽神社へ直登ルートで行く

直登
ツチノコさん足にまだ違和感

木曽といえば御嶽山 御嶽山をご神体にする?のが御嶽教 昔は富士山に登る『富士講』と並ぶ『御嶽講』というのが流行ったそう 現在も山頂付近に立ち入り禁止等の規制があるようですが 昔から信仰の山として登山者というか修験者に愛されています ロクスケとツチノコも噴火の一年前に登りました またもう一度登ることはあるのか? まだ決めていません でもお土産にはぜひ 『御岳百草丸』をこの辺では某ラッパのマークより売れていますよ 

※百草丸で調べると うつ や ダイエットにもとか出てきますが…ほんと?

長野県製薬株式会社 | 長野県木曽 御嶽山の麓で胃腸薬「御岳百草丸」を製造販売している長野県製薬の公式サイトです
胃腸薬である御岳百草丸など医薬品の製造・卸し・販売をしている長野県製薬です。生薬製剤によるセルフメディケーションを目指し、製丸技術を活かした医薬品開発を行っています

御嶽神社へ到着 後は奈良井宿へ下るのみ?

話は戻って御嶽神社へ到着です

御嶽神社
修験道と登山と御嶽教

ここは神社とはなっているが 御嶽山を望める『遥拝所ようはいじょ』ということらしい なので木曽御嶽山が見えるのは・・・

御嶽山
ちょっとだけ見えた!

昔の御嶽講に来た人たちは やっと見えたとさぞ喜んだのでしょう 現代は車でさっと ロープウェーでさっと 便利になったものです などと歴史を感じながら横に目をやると そちらにも雪山が

木曽駒ケ岳?
雪山がちょこっと見える

中央アルプスではあると思いますが 木曽駒ケ岳? 

鳥居峠まであと少し 進みます

クマよけの鐘
鈴ではなく鐘

このトレッキングルートには何か所かこの クマよけの鐘があります つまり出ます ありがたいことに今まで出会ったことはありませんが 

12月まで里山を登ってこなかったのはクマが怖いせい めったに出会わないとは聞きますけど 最近襲われたなんてニュースも聞きますので ちょっとビビり目に 鐘を鳴らしてクマ鈴もちゃんと鳴っているか確認して進みます

明治天皇の碑
明治天皇ちゅうひつじょひ 漢字難しい
子産みの栃
栃って栃木の漢字なんだね

名所?史跡?を抜けて進みますと やっと到着鳥居峠最高点かな?

水の始発駅
ロクスケデビュー曲 水の始発駅

下ってすぐに峠の茶屋

峠の茶屋
雪の峠茶屋

北向き斜面は雪が残っています うっすらなので念のため持ってきたチェーンアイゼンは必要なさそう 雪が降っても楽しそうなコースですね 車だと国道19号が通行止めにならないように祈らなければなりませんけど

立派な栃?の大木
おどろおどろしくも神々しい大木

後は下るだけです

綿毛
綿毛を撮る振りで休む
なだらかな下り
奈良井宿まではなだらかに下る

緩やかな下り坂なので順調に進みます 途中に東屋が

中の茶屋
耳なし芳一でしたっけ そんなん

昭和を感じる建築物 皆様のサインや連絡先でいっぱい 中には昭和48年とかもあって歴史的文化遺産としてそのうち登録できそう こんなところでも歴史を感じる

木喰?
可愛らしいお地蔵さんの脇から展望台に行ける

ツチノコさんが言うには 木喰風とか言ってました

一応展望台
ちょっとだけ見えました

御嶽山と言いこちらと言い ほんの少ししか見えない控えめな性格 

再び石畳
再び石畳

石畳を抜け街の雰囲気に

人んちの脇を抜ける
ほぼ人の家を抜ける

途中倒壊しそうな小屋なども通り過ぎて到着です

鳥居峠入り口 奈良井宿側
奈良井宿側の入り口

静かな旧街道歩き鳥居峠

何年かぶりに歩きました 電車で行きやすいし 時間もお手軽だし 難所もないしで なかなかのんびり歩けるコースでしたね 今回日曜日でしたがすれ違ったのは2組だけと抜群の人気 まあ時期が時期ですけど 紅葉の時期はキレイそうなので混雑するんでしょうね 年を取るごとに歴史的なものに触れると昔と違う印象を受けられるようになってきました じじいになっても新たな発見はやっぱりあるんでしょうね 私ロクスケもそろそろ演歌に目覚めて 水の始発駅でデビューを目指すかもしれません 

この後奈良井宿を散策して もちろんサウナも絡めていきたいのですが だいぶ長くなってしまったので今回はこの辺で それではまた

ねこはまだいない

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