諏訪大社のご神体 不思議な不思議な守屋山
新年一発目は既に美ケ原に登りましたが 初詣として改めて本年の登山祈願?へ参りたいと思います 目的地は守屋山 諏訪大社のご神体とされている御山でございます 皆様ご存じとは思いますが諏訪大社とは
諏訪大社(すわたいしゃ)は、長野県の諏訪湖の周辺に4箇所の境内地をもつ神社です。信濃國一之宮。神位は正一位。全国各地にある諏訪神社総本社であり、 国内にある最も古い神社の一つとされております。 諏訪大社の歴史は大変古く古事記の中では出雲を舞台に国譲りに反対して諏訪までやってきて、そこに国を築いたとあり、また日本書紀には持統天皇が勅使を派遣したと書かれています。諏訪大社の特徴は、諏訪大社には本殿と呼ばれる建物がありません。代りに秋宮は一位の木を春宮は杉の木を御神木とし、上社は御山を御神体として拝しております。古代の神社には社殿がなかったとも言われています。つまり、諏訪大社はその古くからの姿を残しております。諏訪明神は古くは風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神。また武勇の神として広く信仰され、現在は生命の根源・生活の源を守る神として御神徳は広大無辺で、多くの方が参拝に訪れます 諏訪大社HPより
ロクスケ実は民俗学とか民間伝承とか大好きおじさん 諏訪大社も歴史的に面白い成り立ちをしている神社で 結構いろいろ調べました
- なぜ諏訪地方は出雲と同じく旧暦10月を『神無月』でなく『神在月』とするのか
- 諏訪大社では近年まで神社なのに鹿の首をささげる血なまぐさい儀式があった
- かつてはもしかしたら生贄も・・・
- なぜ上社と下社しかも4社もあるのか
- 神社なのに本殿が無い?祭神は『建御名方神』だが ご神体は山とご神木の木
- まるで天皇家?現人神として神職かつ諏訪地方での権力者 大祝と守矢氏
- ご神体の守屋山 山頂にあるのは諏訪大社ではなく守屋神社
- そして守屋神社の祭神は『建御名方神』ではなく『物部守屋大連大神』
などなど 日本でも有数の古さを誇る神社です 一筋縄ではいかない歴史と伝統があります 探すと諏訪地方の民俗史などは本でも出ていますので 良かったら読んでみてください 普通の神社ではないですし信濃の国独特の歴史も見えてきます
守屋山へのアクセス
ちょっと熱くなってしまいました 歴史はさておき一先ずお山に向かいましょう 最寄りは諏訪ICで八ヶ岳へ行く時と同じくビーナスライン方面へ一先ず向かいます まずICでて右折 そのまま国道20号線を新井の信号まで
守屋山へは右折して国道152号高遠方面です そのまま行くとT字の高部東信号へ こちらを左折
諏訪大社前宮を通り過ぎて 安国寺西信号で右折
国道152号高遠方面へそのまま進むと 今回のベースとなる杖突峠駐車場へ着きます
ここから山道で駐車場や登山口にはトイレがありません 途中の峠の茶屋で済ませておきましょう
ゆるきゃんのリンちゃんが立ち寄った聖地らしい 冬季は無料展望台も入れないのかな チェーンがかかっていました
私らも用を済ませて進みます
写真の看板右側のスペースが駐車場かつ 登山口です
ストリートビューでは工事用のプレハブがありますが 現在は太陽光パネル工事も終わったらしく何もありませんでした ちょっと駐車場は電気のジージー音がして風情がない そして登山口はこちらの杖突峠登山口だけでなく 少し進んだところにある 立石コース さらにその先の 守屋神社コースと選べます 今回は15分ほど下ったところにある 立石コースから登ります ちなみに守屋神社からのコースも駐車場から30分かからないぐらいですので こちらからの周遊もお勧めです
それでは少し下って立石コースへ
登山口はもう少し先 細い車道を登る
ちょっと不気味なカーブミラーを過ぎていくと 3台ぐらいギリギリ停めれそうな駐車スペース
車道をそれてここから本格的に登山開始です!
立石コース 奇岩の続く登山道を稜線へ
先日の美ケ原と大違い 全く雪がありません
今年は北アルプス 特に後立山以北や 飛騨方面はものすごい雪が降っているらしいですが それ以外の八ヶ岳とか 富士山とかは雪が少ないようですね そのうちゲリラ豪雪とかもあるんでしょうか?
守屋山は整備がすごくしっかり行われています 里山と言っては失礼なほどのキレイさです
キレイに整備された登山道を進むと現れる奇岩たち
独特の看板もある
だれが名付けるんでしょうね そして明るいうちからハレンチなものが
まだまだ岩が続く
岩だらけの道で変な話だが岩場も少し
まだ続く岩めぐり
ちょっと軒の出が少なくて雨が吹き込みそう 今回写真多いな ここを過ぎたら稜線へ
九十九折が少しありますが 程よい傾斜で歩きやすコースです 途中浅間神社もある浅間の滝というのがありましたが今回はパス 富士山をご神体とする浅間神社がこの守屋山にも祀られているとは過去にどういった経緯で・・・(省略されました)
平らな休憩スポットへ到着 この先は胸突き八丁だったかな?とにかく急登が控えています その前に前嶽へ寄り道を
先ほどの休憩スポットから5分程度で着きます
登山としては大した工程ではありませんでしたが かなり文章が多くなってしまいましたので 今回はここまで 続きは次回とさせていただきます
ねこはまだいない