裏銀座縦走リベンジ 雲ノ平と西鎌尾根 テント水没再び 前編

裏銀座縦走リベンジ 雲ノ平と西鎌尾根登山
裏銀座縦走リベンジ 雲ノ平と西鎌尾根
スポンサーリンク

未練を抱いたまま次に進めない

八月の高天原縦走では雨に翻弄され、心折れ、途中撤退したわけで、一度は諦めた雲ノ平と西鎌尾根に未練が残っています。抑えられない恋心、打ち明けなければ次の恋に進めないよ月が綺麗ですね。というわけで懲りずに計画を立てました。

今回の予定は、新穂高から双六・三俣蓮華岳を経て黒部五郎岳からの雲ノ平、からの水晶・鷲羽を経て双六からの槍ヶ岳踏んでからの新穂高で5泊6日 わーい盛りだくさん。今年は諸事情により夏休みが長い。ここまで長い二人での長期縦走はおそらく最初で最後のチャンスとなりましょう。お金はない。ねこもまだいない。だが我らはゆくのだ

新穂高センター 登山届 トイレ
新穂高センターへ 登山届とトイレ また来たぜ

晴れたら巻かずに山頂を踏む あんかけ焼きそば品切れ

初日は都合で新穂高へ14時過ぎ着なのでわさび平泊。ちなみに今回は小屋泊なしで全てテント泊の予定です。わさび平は美味しい水とキレイな水洗トイレ(便座が暖かい)で快適でした。

エアネコ
エアネコ

車も横にあるので山のキャンプ場感はあまりない

わさび平キャンプ コンビニのお惣菜
初日なので豪華にコンビニのお惣菜 上がふかひれスープと肉団子 下が角煮 

2日目の朝は雲一つない青空の下、鏡平の鏡池では逆さ槍もばっちり見えました。その後双六小屋でカルビ丼とあんかけラーメンを頂く。何になるのか、増設工事で職人さんが作業している。数週間前は大雨で冷え切った体に染みたあんかけラーメン、晴れでもやっぱり美味しい。間違いない。

あんかけラーメンは間違いない
あんかけラーメンは間違いない
カルビ丼は味が濃いのでご飯が足りないよ
カルビ丼は味が濃いのでご飯が足りないよ 食べ物の写真ばかり
前回は基礎しかなかったが大分出来てきた
前回は基礎しかなかったが大分出来てきた

エネルギー補給もできたので晴天のなか双六岳へ 写真は雲が迫っていますが・・・

双六岳の山頂はめちゃくちゃ広い
双六岳山頂へのビクトリーロード
双六岳 縦走路
ウエストベルト短く切りたい

双六岳の先 丸山山頂手前では小屋のお兄さん方が登山道の整備中。このエリアは整備が細やかに行き届いており、本当に歩きやすいです。前回は雨で展望ゼロ、ツチノコは双六も三俣も山頂はスルー(ロクスケ氏のみ三俣は登頂してえらい)していたので今回は初登頂です。双六の広々とした稜線が気持ちよかった。そして三俣岳までの稜線歩きも素晴らしい。これを待っていた!

三俣岳から双六岳方面を望む 雲が迫ってきている
三俣岳から双六岳方面を望む 雲が迫ってきている

三俣山頂にて、緊急会議 ルート変更しなくて委員会発足 

さて、三俣蓮華岳山頂に到着したところで天気予報をチェックすると、明日の午後から明後日にかけて荒れそうですと? 聞いてないよ~!前回の双六小屋のテント内浸水、からの無限コッヘル水くみ排水、が頭をよぎる。予報通りなら明日は停滞の可能性が・・・協議の結果。今夜のキャンプ地を黒部五郎小舎から三俣山荘に変更、明日は午前のうち天気がある程度ならに雲ノ平まで行き様子を見る ダメなら三俣山荘のテント場で停滞が良かろう、異議なし!と話がまとまり閉会。黒部五郎岳は見送ることになるが、後半の西鎌尾根からの槍ヶ岳は外したくない。

三俣山荘 展望食堂外観
テントで夕食を済ませたあと、展望食堂の様子を伺う
他にもメニューがあるよ
他にもメニューがあるよ

そんなわけで、またもや予定になかった三俣テント泊。夜は三俣山荘のおされな展望食堂にてサイフォン式のコーヒーが入る様子を眺めつつ小屋の歴史映像を肴に日本酒やホットミルクなどいただく。三俣だけでなく、雲ノ平や水晶岳は雪崩や台風などの災害で何度か建て直していることを知る。不屈の精神だなあ、小屋があるおかげで快適安全に登山を楽しめているのだなあ、などと呑気に感心していた我々は、翌日さっそく小屋のありがたみを思い知ることとなる。

三俣山荘 展望食堂内
椅子やテーブルクロスもかわいい

テント泊と小屋泊その日のうちにどっちもしてみた

3日目やはり少し雨が降っている、濃い霧が薄くなってきたところで雨の中6時過ぎに三俣山荘を出発する。停滞は無しだ!黒部源流へ下り雲ノ平へ向かうが、途中の渡渉はなかなか水量増していてコワイ。こけたら全身ずぶ濡れは避けられない。ロープをたぐり慎重に渡る。

黒部源流から雲の平への分岐
黒部源流から雲ノ平への分岐
渡渉1
渡渉1
渡渉2
渡渉2
渡渉3
渡渉3
渡渉4
渡渉4
渡渉5
渡渉5
渡渉完了
渡渉完了

9時前に雲ノ平に到着。雨の中、霧と池のようになった湿原。木道の下は川になり一部水没した木道上に流れができている。予習してきた雲ノ平とちがう。広いテント場には先客が1張のみ。咳をしても一人、一本でも人参、二度見三度見してもやはり1張。寒さと心細さに震えるツチノコをトイレの軒先に避難させ、ロクスケさんテント設営してくれる。ひとまず乾いた服に着替え、暖かい飲み物でやっと一息するなか、雨風さらに強まる。でもまあこれで一安心。

さてと テント泊受付に小屋に行きたいが、小屋までは20分と離れている。雨脚が弱まるタイミングを待ちつつ寝袋に入り横になるが なぜか手足の冷えがおさまらないよ。強まっていく雨脚 そしてついに恐れていたテント浸水がはじまる。安心は売り切れであった タオルで水たまりを拭き、コッヘルに絞り、外に捨てる。賽の河原で積む小石。3時間ほど経ったころでしょうか、テントを撤収し小屋泊に切り替えるという提案が満場一致で採用される。

ツチノコ
ツチノコ

もうアカン!

相変わらず1張だけ残るテント場をあとにする。どこのどなたか存じませんがどうかご無事で。水没にはお気をつけて(気を付けられない)短い間でしたが、ほんの少し勇気をいただきました。ほんと、誰なんだ。

雲ノ平山荘 食堂
たどり着いたオエイシス 雲ノ平山荘の食堂風景 外は雨

そしてわれらは雲ノ平山荘に飛び込む 思ったより遠い!途中川の中歩いてるみたいだし!小屋は要予約なので断られる可能性もあったが、ありがたいことに天候も悪く、空きもあったので特別にOKいただけた号泣。(その際、前泊の三俣山荘はテント泊だったのか、今日はテント泊の予定だったのか、などの確認あり)我々の後からも次々と濡れネズミになった人々が到着。中に入る前に濡れ物置いて来いと半地下の乾燥室へ そこには濡れものが所狭しと並び、湿度120%でいろんなニオイが漂っていましたが、暖かいだけで幸せと深呼吸です。

受付 よなよなエール 青鬼
受付 よなよなエールや青鬼もある

そんな雲ノ平山荘はものすごオサレでした。さりげなく置かれたアート作品、素敵なドアや照明、作家コラボのグッズ、カオマンガイ、ヴィーガン食やイヌイットの無声映画の放映などなど、意識高い系山小屋であることは間違いない。我々は素泊まりだったけど、ごはんもきっと美味しいであろうなあ。それに比べるとテント場はトイレをはじめちょっとワイルド。(紙は持ち帰りだよ)浸水テントからの小屋泊は快適すぎて(雨は朝まで降り続いた)、そのおかげで縦走を続けることができたと言っても過言ではない。姉御風のきびきびとしたお姉さまから癒し系の優しいお姉さんなど、スタッフさんも好印象でした。結果雲ノ平山荘にも泊まれたので良い思い出になりました 今のところ雲ノ平感が全くないんですけどね! 

後編につづく

タイトルとURLをコピーしました