北アルプス 大天井岳テント泊登山 その3

穂高連峰のながめ登山
北アルプス 大天井岳テント泊登山
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テントでまったりとテント場について

大天荘は大天井岳の直下にある稜線上の小屋で 2020年現在でもテント泊は予約不要!張数は50張ですが、場所柄そこまで混雑しません トイレも宿泊者と共通のものが使用できてとてもきれい 前回書きましたが売店の他に軽食は中の食堂でも頂けて しかも生ビールあり 水は外でいつでも買えるのでありがたい テント場は小屋のすぐ前なので緊急時も安心です。ただし悪天時は稜線上ということもありかなり厳しい状況になりますので注意してください。

そんなんこんなんで我がテントに戻り 外を眺めつつ本を読んでのんびり過ごします。いつもならちびちび飲みながら持ってきた文庫本を読むのですが ランチがボリューミーだったためすぐには飲めません 読書とうたたねを繰り返しつつ ガスが晴れるのを待ちます

穂高の眺め
山頂部分に雲が引っかかる

天気はだいぶ回復したんですが ガスが下から横から出てきてなかなか山頂を拝ませてもらえません 

前穂高岳と奥穂高岳
ちょっとだけ見えた

待っているんですがチラチラ見える程度 そんなこんなで本も読み終えてしまい お腹もこなれてきてビールを飲みながら過ごしたんですがあまり変わらず 暗くなり始めたので晩御飯の準備に取り掛かります

晩御飯
2本持ち上げてきたよしかもロング缶

晩御飯はうちでは定番のアルファ米の白米に味付けしてハンバーグ載せたものと 普通のマカロニサラダとスープ あまり凝ったものはめったに作りません 朝もインスタントラーメンばかり 映え は全くないですね なんてしているといきなり来るんですよね

槍ヶ岳
ぽっかり急に現れる

やっと見えました テント泊は待っていられる時間があるので絶景チャンスをつかみやすい 

常念岳方面
歩いてきた常念方面

アルファ米が出来上がる間に丁度展望が開けました ちょっと穂高方面はダメでしたがなかなかダイナミックな景色が堪能できました 後はご飯食べて明日の日の出に備えて休みます

中天井岳と東天井岳
テン場と中天井 東天井岳

日の出を山頂で

翌朝 4時ごろ目を覚ます 日の出前うっすら明るくなりかけている向こうに 穂高の山々と槍ヶ岳がぼんやり見える これは期待出来るぞと日の出にあわせて山頂に着くよう支度をし いざテントを出ると

大天井岳へ
ガスガスやないかーい

5時前から一瞬でガスに包まれました(泣) 残念だけどせっかくなので山頂に一応行きます

大天井岳山頂
はい 山頂

今年の最高地点にたどり着けました ありがとうございました 帰ります

帰りの朝
やっと明るくなってきた

テントの撤収もゆっくり終えて 帰りの支度が出来上がると狙ったように晴れてきました うまくいきませんね 帰りの道すがらで景色を堪能します

晴れた槍ホ
今回一の晴れ

帰り道しかし今回の目的は今からなのです

天気の良い稜線歩き 朝方の日差しもさわやかに 足取りもまあまあ軽く進みますが 実は今回の目的は大天井岳ではなかったのです

東天井岳への道
この先ですねー

途中に通過してしまった東天井岳を踏みたかったのです ルートは無いのですが調べると一応行けるらしい しかも私たち山麓民が見ているのはどうも東天井岳と大天井岳がつながって見えているみたい  ならば行ってみたいじゃないですか

今回のルートは一般道を外れたルートになります 皆様にお勧めすることはできません あくまで自己責任にてご判断ください

東天井岳への登り
うっすら踏み跡はある

植生を踏まないようルートに注意しながら登ります 山頂まで10分程度でしょうか

東天井岳山頂
山頂到着?

到着しました?三角点も標識もないですがおそらくここが山頂 YAMAPもこちらを山頂と示しています 山頂からの眺めはというと

東天井岳からの眺め
やっぱりガスって来た

もうだいぶガスが出てきてしまいました 取り合えず山頂に立てたので満足です さてこれにて帰りますよ ではなくもう一座

横通岳へ
この辺りはまだガスっていない

この先の

横通岳への登り
うすい踏み跡をたどる

ここを登りはじめ

稜線をたどり
稜線の踏み跡わかりづらい

この先の

横通岳山頂
こちらには三角点がある

横通岳山頂です こちらには前回も来ましたので2回目 地味ですけど三角点があるので山頂感はあります そこそこ広いので休憩も取らせてもらいました 横通岳もルート外で特に案内は出ていませんのでご注意ください

横通岳分岐
常念側から来た時の分岐

下りてきたところです 歩いてきたのでわかりますが 油断していると分岐を見逃してしまいますので注意 私は逆からでしたが 常念側から入ってそのまま大天井岳方面に抜けられるます このまま常念岳へとも思いましたが 

理由1 午後から雨予報だから早く下山しないと

理由2 ガスも上がってきて景色もどうせ見られないし

理由3 ほんとは疲れていたから

下山します!

さらば穂高
穂高もガスってきてもう見えず

下山一ノ沢登山口へ 今回のまとめ

そうと決まれば さあ下ります 雨の降る前にと思っていたのですが 登山口1hほど手前にて降り出しました(泣)しかも本降り ザックカバーをけかけてカメラも仕舞ったのでこの先写真ありません カッパは暑くなるので着ないままダッシュで下ります 転ばないように注意しながらね!

写真は無いですが何とか下山 車でシャツを着替えて下はズボンの替えが無いのであきらめてそのまま帰ります でも麓に下りるとめちゃめちゃ快晴でした 山は違いますね

今回は天気予報的に晴れ時々曇りが1日半あったのでこんなコースを選んでみました 帰りにもう少しゆっくりできると良かったんですが 前回踏めなかった東天井岳も行けたのでなかなか満足です ただ前回が天気よすぎてその時と比べると・・・ て なっちゃいますよね でもこのコースは体力は少しいりますが 危険個所もそんなにないので定番コースにしてまた行きたいと思います 展望も晴れていたら抜群ですしね テント場も混雑あまりしないのでいいですよ 

せっかくなので最後に前回の写真を少し

槍穂高の夕焼け
夕焼けの槍穂高

それと前回はテント場にライチョウの家族が遊びに来たんですよ!

ライチョウ家族お散歩

ライチョウも居なかったけど ねこはまだいない

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