美ケ原登山 テントを添えて

美ケ原の牛登山
美ケ原登山
スポンサーリンク

松本のシンボル 美ケ原へ

つちのこさんの連休が目の前です なんと4連休をシルバーウィークの翌週に これは憎い もとい羨ましい 縦走計画を立てているようですので テント装備で足慣らしをやらねば ということで こちらも最寄りの山 美ケ原に向かいます

美ケ原ってどんなところ

長野県のほぼ中央に位置し、県下最大級の国定公園(39,857ha)の一部を成しています。
標高2034mの頂をもつ美ヶ原最高峰「王ヶ頭」を筆頭に、山上は平坦な台地状で、松本市、上田市、長和町にまたがり、王ヶ鼻(2,008m)、茶臼山(2,006m)、牛伏山(1,990m)、鹿伏山(1,977m)、武石峰(1,973m)のピークを含めて標高2000m付近に広がる一帯を「美ヶ原高原」と呼んでいます。
山上は「美ヶ原牧場」と呼ばれる牛の放牧地となっており、短距離から遠距離までバラエティに富んだ高原トッレッキングができるコースも整備されています。
山頂には長野県の各テレビ・ラジオの送信所のほか、防災行政無線などの中継所など、多数のアンテナ群が建てられています。

美ヶ原高原という呼称は、先に記載したいくつかのピークを含む台地のことを総称しています。記録では江戸中期、「信府統記」に「美ヶ原」の記述が見られ、大正時代ごろから「美ヶ原」と広く呼ばれはじめたと思われます。 『美ケ原観光連盟公式サイト』より

電波塔が目印の台地状の山頂は松本平からも良く見え 特に松本駅から県の森公園へ向かう際には美ケ原がデデーンと美しく望めます

三城いこいの広場から登山開始

美ケ原案内図
美ケ原はコースもいろいろ

三城いこいの広場は無料の駐車場 コイン制の水洗トイレもあり キャンプ場やレジャー設備 売店などもあり美ケ原登山の起点です シーズン中でも満車になることは今のところないですね 皆様上の自然保護センターに行かれるのでしょう 

ただし夏山シーズン後は駐車場は開いてますがトイレが閉鎖されます おそらくキャンプ場の営業に合わせてと思われ ご注意ください

美ケ原山頂
山頂のアンテナ群

今回はダテ河原コースより登ります コースの取り付きは車道を少し下ったところ 途中山頂が望めます 旧道との合流まで進んで登山口より登り始めます

ここから途中まで写真撮るのをすっかり忘れていました(泣)登山開始から30分ほど緩やかな山道歩きの後、林道に合流します 林道を右に進めば今回のダテ河原コース 左へ行けば木船コースへ行けますが地図によっては載っていないコースです 私たちもまだ行ったことがないのでそのうち試してみます

林道が終わるとまた登山開始 小さな沢沿いを登ります

地図にない山小屋を訪れる

林道から登り始めて20分ほどで小屋が見えます 

避難小屋?
避難小屋?

それなりに歴史がありそうな小屋なのですが 地図にも載っておらず かといって朽ち果てないよう手が入っている様子もありいつも不思議な小屋です 内部はたたきの土間と板張りの部屋 かつては営業小屋だったのかキッチンのような部屋もあり 奥へ行くとぼっとん便所(跡?)もあります ネットで調べても かつて山頂から200mほど下ったところに避難小屋があった との記述が見かけられますがよくわかりません 道の開拓等によりコースや所要時間も変わり 必要なくなる小屋も出てくるのでしょうが それにしても情報が全然ありません 誰か教えてください

九十九折り
九十九折もあるよ

小屋を過ぎたら少しトラバース気味に進み その先はみんな大好きつづら折りの急登です!

空キレイ
空がキレイ

ほぼ一年ぶりのザックの重さに苦労しているつちのこさんを優しく見守りながら進みます 手伝いませんよ 練習ですから

分岐
あと0.5km

分岐までつきました あと少し 横を見ると

岩岩しい
切れ立った岸壁

美ケ原のコース上にはありませんが 美ケ原は結構岩々しいところがあります 王ヶ鼻あたりは岩の上を歩く感じでしたね

山頂 王ヶ頭へ

ざれている道
ザレた中ひーこら進む

道がザレてきたらもう少し 

花
花を愛で休み

ついに開けて見えてきました

電波塔
何本もの電波塔がすぐそばに

分岐の右手は烏帽子岩方面

烏帽子岩方面
平ですなあ

そして山頂到着です コースタイムで2時間程度 車で上まで来れるのにわざわざ登ってきました 

美ケ原山頂
山頂と北アルプス方面

山頂の向こうにもうひと塊見える電波塔付近が王ヶ鼻 山頂には私たちのような登山客の他 観光客もいて、ちょっと風が強いですが記念撮影など楽しんでいます 

山頂
王ヶ頭山頂

雲取山のように2034年には記念登山が流行るのでしょうか?その時まで登山を続けていたいものです。

電波塔1
細い電波塔 かっこいい
電波塔2
パラボラの多い電波塔 かっこいい

電波塔マニアというジャンルの方がきっといるのでしょう 少し気持ちがわかる気がします

お腹が空いてきたのでどこかで休憩を取りたいと思います

王ヶ頭ホテルに泊まりたい

美ケ原山頂にはシンボルの電波塔の他に 王ヶ頭ホテルもあります 

王ヶ頭ホテル
高級そうな佇まい

中もめちゃめちゃ高級感があっておしゃれなんですよ 泊ったことないけど 売店や食堂 トイレは宿泊客ではなくても使用できます トイレは100円です 以前外来用のトイレが使用できないときに宿泊者用のトイレを使わせてもらったんですけど すんごい内部きれいでした GOTOで泊まるならここかなあ?

https://www.ougatou.jp/

では ホテルの前のテーブルが空いたのでご飯にします!

酷い昼ご飯
とみ田の麺はうまい

チョイスとしてはなかなかの酷い昼飯でしたがおいしかったです でも冷凍のつけ麺のほうが好みかな しかし今日は風がなかなか強い そして雲が太陽を隠すと寒い!食べたらすぐ出発します つちのこさんが牛を求めたので牧場を突っ切るコースで行きます

牧場のど真ん中を歩く
牧場内の道を進む牛はまだ遠い

この道は観光客が多いコース 今回行きませんが 自然保護センターや美ケ原高原美術館もこの先です

秘密基地
振り返るとまるで秘密基地

こちらから見る王ヶ頭ホテルは秘密基地のよう 絶対ロボが出てくるやつです

物置 避難小屋
物置?避難小屋?

しかし本当に寒い 観光で来る方も暖かい服装でぜひお越しください 2000mは伊達じゃない

なんて歩いていると ついに見えてきました

牛たち
牛!

牛たちがもりもりなんか食べています

牛来
牛きた
牛よ
牛かわいい

人なれしているのか警戒全くしてないですね 改めてみると確かにかわいいかも つちのこさんは大喜びです 一通り堪能したら残念ですが牛たちとお別れ 進みます

さらば牛
さらば牛たちよ

塩くれ場から百曲がりコースへ

茶臼山分岐
茶臼山への分岐

何度も来ていますけどいまだに茶臼山へ行ってません 手軽に来る山になってしまっていますけど 今度は気合を入れて周遊したいと思います

百曲がりコース入り口
百曲がりと展望コースの分岐

下りは百曲がりコースで下ります 名前の通り九十九折りのみちが続きます

下るつちのこ
ザックから手足が生えている

昔天皇陛下もこのコースから登ったみたいですね 登りのほうが楽でしょうか?なんだかいつもこっち回りです

広小場
広小場到着

1時間ほど下ると広小場へ到着 茶臼山経由でもこちらに戻れます この辺りはかつて県民の森キャンプ場として使われていたようですが現在は閉鎖されています 施設も一部残っていますが物悲しい雰囲気

キャンプ場あと
兵どもが夢のあと

小川沿いをほぼ水平に進みます

ちょっと荒れ気味
橋は崩壊寸前

すこし橋が崩れていたりしていますが歩きやすい道が続きキャンプ場へ出ます

案内
闇テンはだめよ

オートキャンプ場の中を突っ切っていき下っていきます すると

三城いこいの広場
レストハウス到着やっと着いた

戻ってまいりました 無事到着です バイクがいっぱい走っていました

美ケ原登山まとめ

松本からのアクセスも良し 道広い 40分程度で着く 今日はそこまででしたがすべてのアルプス 八ヶ岳 浅間山など長野近辺の山々が見渡せる 頂上にホテルもあり 周回ルートが選べる 牛に会えるなど魅力満点の山です 起点の三城いこいの広場はキャンプ場もありますのでベースキャンプを張って登山もいいですね ソフトクリームもお勧めです 

かつて電波塔建設の際には 景観が崩れるとのことでだいぶ反対もあったようですが 私は電波塔のある美ケ原しか知らないのでむしろシンボルとしていいと思っています その際に開発がいろいろあり現在の形になったようですが 不思議な小屋など歴史的なところも少し気になっています 何か良い資料など見れるようでしたらまた調べて発表したいですね

それではまた

花よ
秋っぽい花
タイトルとURLをコピーしました