6日目 霧の高原を駆け抜ける
寒かった夜を何とか過ごし 朝ラーで体温回復 本日も出発 今日は晴れてくるはず
写真の奥 人が居るあたりがハイカー用のテント場 割と斜めに見える バンガローに泊まったのであいさつ程度の交流しかできませんでしたが 天水山を目指してスルーハイク中らしい お互い頑張りましょう!
朝は霧の濃い高原らしい風景が続く
本日も峠を通過 関田峠 筒方峠 ちょっと昨日を思い出してまたかと思う
1時間程度で黒倉山へ到着 だんだん明るくなってきたので昨日より写真を撮る余裕がある 山頂で休憩中にどこからか花火の音 今日はお祭りだろうか?
お次は久々野峠を経て鍋倉山
意外と急登で疲れる 少し雷のような音も・・・
晴れたトレイルがやはりイイ
鍋倉山を過ぎると天気が回復 やはり晴れた中歩く方が清々しい
仏ヶ峰を経てスキー場へ到着
スキー場はいまの季節は気持ちの良い草原になっていた リフトの陰で休憩 トイレは閉まっていて使えなかった
天気も良いので靴を脱いで 昨日干せなかったテントのアンダーシートも広げてのんびりする なんだか今日は楽しい ハイカーなのか登山かわからないが何人かともすれ違う 今日もテント場へ向かう 今までの縦走は最長でも雲ノ平・槍ヶ岳の5泊6日 ついに本日記録更新となるのです
いくらでも休んでいたい場所でしたが いい加減出発しましょうあと少しです
リフトを過ぎるとブナの林は杉林に そばには川も流れて植生が変わってきた
虫も増えてきた!
大きめの池に着いたがここじゃなかった もう少し先
テン場は道を少し上がったところ ここは明るくていい!
落ち着く前に近くの水場に水汲みへ ついでに体拭いたり頭洗ったり靴下洗ったり 縦横無尽の大活用させてもらう
去年のリベンジ(雪で敗退)でスルーハイク中のお兄さんと アメリカのGMTも歩いたお姉さんとご一緒でした ありがとうございましたお話楽しかったです
7日目も雨でした
本日は明け方から雨の予報 早めに起きて降らないうちに撤収を終えてシェルターへ 二人とお別れして私らは逆方向の斑尾山を目指す
まずは黒岩山だがピークどこなのかわからず雨の中粛々と歩く 道に変化があるのでそこまで飽きない 大将陣跡 富倉峠を経て桶井に到着 車通りも多い国道を久々に見る 道のはずれで大休憩
今日行けたら袴岳は登っちゃおうか?
エエで!
未来の自分に期待しすぎる話をして出発 ここから毛無山までが長い!これまでの景色をフラッシュバック
弱い雨は止んでくれない ここから希望湖(のぞみこと読む)あたりから少し感じが変わる 斑尾山のテリトリーに入って信越トレイル以外の道の案内が出てくる そして信越トレイルの案内は若干追いやられて分かりにくくなっていく
そして赤池テントサイトに到着! 雨が結構強い 寒い 写真どころじゃない
もう今日は歩かない!
!
なんとか雨が弱まるのを待ってテントを張る そして寝る
8日目 斑尾山に登るぞ
昨日は雨であまり写真も撮れませんでしたが 今日は朝からいい天気です おはようございます
昨日はこの建物のテラスで雨が弱くなるのを待っていました 室内には入れませんが下にきれいなトイレがあって素敵 テントサイトは5分ほど離れた場所だったので もう1000円払うからこの建物脇に張らしてくれと思いました
そんな素敵な建物脇で朝の準備 最終日でございます!
ここからまた下って最後の斑尾山へ
途中車道に出る 少し進むとタングラムスキー場レストハウスが見える 途中にある登山道に突入
さすがスキー場だけあって 途中から上級コースの急斜面が続きました しかも天気よし 日陰なしが続いて中々ヘロヘロに しかし空が近くなってきたのであと少しのはずです
テンション上がってきました 長い長い110kmの終点がもうすぐです
感動のあまり懐かしいノリに
ついに信越トレイル延伸110kmスルーハイク完了です!
長かったあ~ 楽しかった~ つかれた~ トータル7泊8日にて完歩 ありがとうございました!
振り返りつつ下山 家に着くまでがロングトレイルです
帰りは斑尾高原ホテルからバスで飯山駅へ 温泉入りたいなー
知ってました 知ってましたとも 知ってましたともさ
入れないものは仕方ない 風呂がダメならご飯です!
パノラマテラスというお店です 平日のせいか他のお店全然あいてなかった でもすんごい美味しかったです!
信越トレイルというものを知り 丁度延伸のタイミングで長い休みも取れて歩ききることができました 登山の技術というものはあまり必要ありませんでしたが スルーハイクとなると食糧計画や長時間歩く装備の選定など 頭を悩ませる項目は多かったです 9月末というタイミングでは水場が枯れていることもなかったので その点は楽でしたが 標高の高い場所もあり意外と寒い夜もあったので 寝具含めて防寒も忘れてはいけませんね
登山の縦走と違い 補給が途中取れたのも面白かったです 普通に温泉宿にも泊まりましたし お風呂は途中3日も入れましたね (グリーンパルはシャワー)
靴はトレランシューズが良いなんてのもありましたが 苗場山の泥濘や途中の雨降りなど 私的には防水のライトトレッキングシューズを選んで正解だったと思います 足のトラブルも二人ともありませんでしたので 履いていたのは別の記事になっているスポルティバとサロモンです
今回は途中宿に泊まったので充電もそこでできましたが あとできるとしたらグリーンパルとカタクリの宿ですかね グリーンパルは2021年までなのでこの先の情報に注目です
もう一度歩くことがあるのでしたら テントやザックなど 大物はもう少し軽いものにしたいですね 予算があればですけど 季節はもう少し早くても良いかな 雨の少ないタイミングでいきたいです
そして飯山駅では信越トレイルを全区画歩いた人に踏破証明書が発行できるらしく1階のビジターセンターへ
110kmスルーハイカーはまだ少ないよね!
もしかして一番最初だったりして!
踏破証明書は発行できませんでした
信越トレイル延伸は2021年の9月25日 私たちは9月20日より歩き始めたので記録にはなりませんでした(´;ω;`)
たぶん私たちよりもさらに前に歩ききった方もいるのでしょうが私たちもフライングゲットはできませんでした まあしゃあない 記録が欲しいわけじゃないやい(でも踏破証明書は少しほしかった)
登山縦走含め自分の足で歩く旅は面白いですね 振り返ってみると今回の信越県境だけでなく 岐阜や富山の県境も結構登山で歩いているので これから県境を歩く旅をサブテーマに登山も続けていきたいと思います
楽しい旅でした!
ねこはまだいない